2017-05

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研究論文

時々研究論文に付ける図面を頼まれることがあります。
大学教授や元教授、退職された技術者の方々ですが、いまだに研究を続けておられるのでしょう。現役でおられる頃は助手の方がいくらでも作図のお手伝いをしてくれるのでしょうが、今はちょつと躊躇われることもあるのかも知れません。
内容は専門にわたっていることですから当方には判りませんが、絵はなんとか描けます。論文ですから文字は英語で示されます。これは辞書を引けば、幸い私は理系の出身で今も好きで科学書を読みますから、これもなんとか理解できます。なんだか学生に戻ったようで嬉しくもあります。
ただ、仕事ですから作図には神経を使って、なるだけ明瞭に美しく描かなければなりません。
ずっと以前工業高校の先生から図面のトレースを頼まれたことがあります。このときはCADはなく、手描きでしたから非常に神経を使いました。求められているのはプロの仕事ですから、応えなければ、と大変苦労したものです。今はCADの機能を駆使することで絵だけはどうにかなるようになりました。
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図面の管理は大事なことです。

長く仕事を続けていると、取引先から思いがけない古い図面への問い合わせがあるものです。
その場合、何年頃の、その件名(現場名の)で探すことになります。ところがその件名がこちらで付けたものと違っていることもあり、探すのに苦労することがままあって、困惑してしまいます。
本当は図面毎の図面番号を割り振っておくのがよいのですが、図面のタイトルというものはそれぞれの場合が多く、一貫した図面番号は不可能です。
それに客先によっては件名もなく、内容も似たり寄ったりで、こちらはなるべく判然とするようにはファイル名をつけておくのですが、さて、量が多くて探すのが難しいことになります。
そこで、当方で図番をこっそり付けておこうかと思っています。この図面、と客先からFAXやメールがあったとします。そこには小さく図番が枠外に書かれている、というわけです。これなら一発で探し出せます。ただし、図面はあちらこちらに回っていくものですから、この小さく書かれた数字は何だ、となり、そう勝手にはならないかもしれません。

したがって、なるだけ多くの情報を細かく分類したフォルダ分けにするといった、当たり前の作業を面倒がらずにするしかないのでしょう。また、あの図面のあれが必要となればその図面の中身を把握しておくことも大事になり、それを呼び出す手法となると、難しいものです。

地図検索

ネット上で地図検索をすることが出来ます。実に便利なもので、何処かを訪問するとか旅行をするのに大変重宝しています。

学生時代の友人が、昔よく通っていた喫茶店が今はこうなっているよ、と地図検索で採った写真をメールで送ってくれたことがあります。その場で撮ったそのものが写っています。今ではこんな話は別に当たり前のことでしょう。

仕事でこの航空写真や路上写真を見ることがあります。ある建物の外観を、図面と照らし合わせて理解することができます。
その建物の修繕や改築をする工事で、周辺の構造物や植木などを考慮することは大事なことになります。それが現場に行かなくても観ることができますから、これは大変便利です。

また、新幹線の橋梁の調査で、その位置を地図上で示していくというのがありました。それぞれの場所へのルートを示す地図と、その近辺の航空写真を検索して資料とするわけです。これがPC上での作業で間に合うのですから実に便利であり、他にも利用方法はいくらでもあろうと思います。

変状図

トンネル変状展開図.

道路やトンネルの経年変状、劣化の状態を図面にします。亀裂、剥離、漏水などを記号にしてそれぞれ図面に描き込んでいきます。

現場ではその形状やサイズを測ったりして帳面にスケッチします。以前はそれを元に墨でマイラーにトレースしたものでした。細かい作業で、フリーハンドが多く綺麗に仕上げるのは大変でした。
今はエクセルなどで絵が描けますから、それで報告書を作ったりもするようです。
しかしそれでは正確性に欠けますので、また、それを元に補修工事などを計画するには難しいことがあるでしょう。

今回は距離程に合わせて、現状に近いデータとしてCAD製図を起こすことになりました。それがこの図です。
延長20Kmもありましたから、随分ボリュームのある作業でした。

図面を起こす

「図面をおこす」というのは、まず、その必要が生じることです。

ひとつには機械、工作物などを製作するさいにその基礎となるものですし、工事を行うさいの内容を示すもので、図面はその理解を助ける大変便利なものとなります。教科書の挿絵のような役割です。
もうひとつは、記録し保存され、後の検討・修繕・変更に資するものとなります。

したがって、例えば施工図というものは現場で何度も変更されるのが当たり前ですし、設備配管などは一応の設計図面はあっても、ほとんどは現場の作業上その場で決めてしまいますから、後で仕上がったものを図面に起こして記録するということがあります。

製作、施工前段階の設計・構想の段階で作製する図面(承認図など)は、したがって叩き台となる基本であり、担当者同士では「まず、これで進めてみる」などと言っています。
何度かの紆余曲折を経て工事が終わるか終わらないうちに、図面の役所への提出期限が来てしまうので慌てて「完成図」を作ることになる場面もでてきます。

役所、或いは施工主へ提出する図面は後に保存されるため、色々突っ込まれることが多く、担当者は四苦八苦して要望に応えるため図面をいじくることになります。

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プロフィール

菊地製図センター

Author:菊地製図センター
開業以来、時代の需要に対応。迅速で精密な図面作成に務めています。 個人的には剣道が三度の飯より好きで、青少年の健全育成、自己鍛錬に邁進中です。
秋田出身 秋田高卒 山形大工学部卒 平成2年よりCAD導入 現在に至る

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